ツキノワプロジェクトのすごいところ①
ツキノワプロジェクトでは、山地酪農をベースにした独自の飼養方法により、生産者にも優しい、エシカルな商品を消費者に届けることが可能です。
エシカルというのは、倫理的に正しいということです。
例えば、動物に苦痛を与えながら、環境を無視し、輸入の穀物を給餌する飼養方法で得た生産物はエシカルとは言えません。
牛を穀物で育てようとすると、人10人分の穀物が必要です。
それはすなわち、穀物給餌の牛が1頭減れば、10人の飢餓を解決できる可能性が出てくるということです。
牛の能力は、人間の食べられない草を食べて、乳や肉を生産できることです。
牧草しか育てられないような寒い地域や、山間でこそ、この牛の素晴らしい能力が生かされます。
ツキノワプロジェクトは、日本の牛の頭数が減ることを是とします。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、牛乳も、牛肉も、今の半分以下で良いと考えています。
日本という国土が抱えられる牛の飼養頭数は完全にオーバーしているからです。
キャパオーバーなので、悪臭や水の汚染などの問題が生じます。
これは、人も牛も不幸なことです。
自然環境に負荷を与えない飼養方法を広めなくてはなりませんが、今の畜産農家を取り巻く環境を変えるのはほとんど不可能です。
であれば、新たな飼養方法の牛飼イを勃興させるしかありません。
例えば、牛に苦痛を与え~と書きましたが、例えではなく、これは現実です。
もちろん全ての牧場が、ではありません。
牛を大切にし、環境に配慮し、自給飼料で牛を育てている素晴らしい酪農家を僕は沢山知っています。
でも、多くの牧場は、残念ながらそうではないことも知っています。
山地酪農とは
24時間365日、牛を山に放牧します。
オス牛も一緒に放牧することで、雌牛は自然の中で、妊娠・出産し、子牛は2か月齢くらいまで母牛の母乳で育ちます。
ノシバが山を覆い、牛はそれを食べて牛乳を生産します。
穀物飼料は与えません。
搾乳は牛舎または搾乳舎で行うことが一般的です。
放牧地は区切ることなく、十分な広さ(最大2頭/ha)を確保し、牛は行きたいところにいつでも行けます。
山地酪農は、現行の使用方法とはかけ離れたものです。
この素晴らしい技術、山地酪農がなかなか広まらないのは、ノシバの牧草地ができるまでに数年の時間を要することや、一般的な流通に乗せることが難しいため自ら販路を開拓する必要があること、そのために公的機関の補助を受けられず、資金的なハードルが高いことなどが挙げられます。
ツキノワプロジェクトでは、これらの山地酪農のハードルを取り払い、より簡単に牛を飼える環境を整えることで、誰もが理想の里山ノ牛飼イになれるようになります。
一般的な山地酪農は広大な面積のまとまった牧草地が必要となり、牛の頭数も親牛で20-30頭以上はいないと難しいと言われています。
里山ノ牛飼イでは販路をあらかじめ確保することにより、高単価で牛乳やお肉を出荷出来るようになります。
なので、親牛4頭といった極少頭数でも利益が確保できます。
極少頭数の飼養なので、初期費用も多くはありません。しかも、その多くはない初期費用を積極的に支援しますので、借入の返済を気にする必要がありません。
全く貯金がなくても始めることが出来まる仕組みがあります。
ノシバの牧草地ができるまでに数年の時間を要する問題は、耕作放棄地を利用し、牧草の種を撒くことで解決します。
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